当院について

ドクター&スタッフインタビュー 地引 絹代

患者さんに励まされながら20年。
クリニックの最初の“顔”として、患者さんに安心を届けたい。
おゆみの整形外科クリニック 医事主任
地引 絹代

20年以上、当クリニックの最初の“顔”として

もともと千葉が地元で、当クリニックが開院した翌年から勤務し始めて、ついに23年目となりました。20年以上勤める中で、私なりに試行錯誤したり、考えたりした時期もありましたが、今では責任のある仕事を任せていただけるようになり、だんだん責任感や使命感が芽生えて今に至ります。

前職はスポーツクラブで運動指導をしていて、医療業界は当クリニックに転職したのが初めてでした。まわりの仲間にも支えられながら今日まで勤めてこられたので、周囲にはとても感謝しています。

当クリニックに転職するにあたっては、前職の経験をふまえて理学療法士の助手候補として採用されました。一時期はアシスタント的な仕事をしていましたが、基本的にはずっと当院の受付をしてきました。

当クリニックでは、長年通院されている患者さんも多いので、数年のブランクを経て再び来院された方からは、「あら。まだいてくれたのね。安心するわ」とお声がけいただくこともあります。

“ていねいに、わかりやすく”の基本に立ち返る大切さ

今となっては、すべての受付業務において責任ある立場ですが、何年勤務していても、難しいことには直面しますね。医療業界では、数年に1度の頻度で医療報酬の改定があるため、それにきちんと対応しなければなりません。そうした業務上の大変さだけでなく、患者さんに対していかにベストな対応をするかということは、未だに勉強中ですね。

高齢化社会ですので、患者さんの年齢が年々高齢化しているなかで、ひと言では理解していただけないこともよくあります。後から「こうすればよかった」「もっとわかりやすく説明すればよかった」などと反省することもしばしばです。患者さんに対して、ていねいにわかりやすくご説明するということは基本ではありますが、近年、あらためて基本に立ち返る重要性を感じています。

当クリニックでは、現在紙カルテがベースではありますが、今後は確実でスピーディーな電子化の方向にシフトしつつあります。

治療を終えて笑顔で帰る患者さんを見るのが喜び

一番やりがいを感じるのは、「おかげさまで、今日で治療が完了しました」といって笑顔で帰っていかれる患者さんを見送るときです。患者さんご自身が一番つらい時期から見ていますので、改善に向かったことを心からよかったなと思える瞬間です。

しかも高齢の方の場合、来院すること自体が大変です。最初の窓口となる私たちは、痛みと不安を抱えて来られる方に、少しでも安心してお出迎えできるように心がけています。

私以外のスタッフはみんな20代で若いのですが、受付の仕事をしていて、ほほえましいなと思う瞬間は、70代の患者さんとスタッフがすっかり打ち解けて親しく会話を交わす光景を見ることですね。おそらく患者さんにしても、孫のような目線で声をかけてくださっているんだと思います。そうした何気ない会話を見ると、ちゃんとコミュニケーションがとれているなと感心します。

つらい状況から改善する患者さんに励まされる瞬間

めったにないことではありますが、ときには、お会計の順番を間違えて患者さんをお待たせしてしまうといった失敗が起きることも。でも、そういうときこそ反省はしても大げさに落ち込まず、次からいかにそういうことをなくせるか?という改善策に目を向けて一歩前進します。

そうしたスタッフたちの失敗をリカバリーしたり、前進させたりすることも役目のひとつですね。特に注意しなければならないのは、歩行が困難な高齢の方が、待合室で転倒してしまうケースがあることです。そうならないように、入って来られた様子をよく見て、必要に応じて側に付き添うようにしています。

長年勤務してきて、院長や院内のスタッフ、それから改善していく患者さんと関わるなかで気づいたことは、自分で「ここまでしかできない。もう無理」と思ったら、本当にそこまでしかできません。逆に、「もう少しできるからがんばろう」と思えば、実際にできるようになるということです。

日々限られた診療時間のなかで、集中的に混み合い、業務に迫られる瞬間はどうしても出てきます。そんなときこそ、あわてることなく、ひと呼吸置きながら落ち着いて目の前のことに注力できればと思っています。

常に余裕をもって患者さんの目の前にいられるよう、家に帰って愛猫をなでながらリフレッシュしつつ、これからもがんばってまいります。