院で作製するインソールは、靴に入れる中敷のことを指します。
これは動き(特に歩き)に合わせて作製し、左右のバランスを見ながら両足に対してアプローチする治療法です。
このインソールによって患部にかかるストレスを軽減させるように足部を誘導していきます。
対象年齢/職種:小学生以下の子供から可能で、一般の方やスポーツ選手までさまざまな方に対応できます。
1.スポンジ状の足型台に片脚ずつ足を乗せていただき足型を採取します。
2.左右の足型を比較したり、体重のかかりかたを 観察してインソール作製に利用していきます。
上記のような動作と痛みの変化を見ます。
1.裸足で歩いていただき特徴を観察していきます。
2.またインソールの凹凸を決定するために、筋肉に力を入れていただいたり、テーピングを巻いての歩行を観 します。
3.足の底にパッドを貼付させた前後をそれぞれ比較します。
歩行のリズムや重心の移動を効率よく改善させながら、痛みの変化なども参考にして進めていきます。
1.グラインダー(やすりのついた機械)で評価から得られた情報をもとに、材料を凹凸を作るように削っていきます。
2.靴のお預かりから2~3日後に出来上がったものを靴に入れて、再度歩きを観察します。
その際に高さなどを調整して完成となります。